タイル工事の重要性
外壁の劣化やタイルのはがれは、建物の耐久性や安全性に直結する重要な問題です。これらの問題を放置すると、建物の構造に深刻な損傷が生じ、維持管理の責任を果たすうえで大きな課題となります。その為、新築工事のほか改修工事でもタイル工事はとても重要な役割を担っています。もしもタイルがはがれても放置しておくと、傷んだつなぎ目から雨水が下地に侵入し、建物の構造部分が深刻なダメージを受けかねない状況になります。
タイルの特徴
主に陶器やセラミック素材から作られた平らで硬い表面を持つ建築材料。一般的には正方形や長方形の形状をしており、床や壁、屋根などの表面を覆うために使用されます。タイルは耐久性の高さと、さまざまなデザインや色彩が豊富にあるため自由度も高く、幅広く活用されています。また、水廻りでの使用は、汚れに強くお手入れが簡単であることもあり、デザイン性のあるタイルで空間に彩りやこだわりを持たい方も多くいらっしゃいます。
よくある活用法
代表的なタイルの例として、セラミックタイル・ポーセリンタイル・ガラスタイル・モザイクタイル・屋根タイルがあり、戸建て・マンション・店舗・オフィス・公共施設…あらゆる建物に対して、それぞれの用途やデザインで使用されています。
| ◆ベランダや庭など外構の一部 | ◆建物のエントランス |
| ◆トイレ・キッチン・浴室など | ◆建物の外壁 |
| ◆駅や商業施設などの階段 | ◆タイルアート |
一般的な工事の流れ◆改修の場合◆
改修の場合、必ず現地調査でタイルの現状を丁寧に把握します。
◆タイルの状態 ◆つなぎ目や接合部分の調査
◆防水性の評価 ◆基礎構造の調査
◆汚れやカビの有無 ◆色やデザインの一致
◆周辺環境の影響 ◆法規制や安全基準の確認
これらを総合的に評価して、改修計画をたてます。
現地調査
補修を必要とする箇所、全体の状態を確認し、訴えのある補修箇所以外にも問題がないかを丁寧に確認します。
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はがし作業
飛散防止ネットを設置し、工事対象のタイルはがし作業をします。
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下地処理～タイルはり
下地処理を施し、新しいタイルを張り、完了です。
